スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--------(--)
 

SORAHANE第3作品目「はるかかなた」情報公開開始!

SORAHANE-ソラハネ- 第3作「はるかかなた」情報公開中!

SORAHANEさんの第3作品目「はるかかなた」の情報が公開されました!
デビュー作である「AQUA」も、第2作品目の「桜咲きました。」もかなりいい作品だったので期待したいところですね!
詳しい情報は上のバナーからどうぞ!
スポンサーサイト
2013-09-23(Mon)
 

光の王国第4話–The Shining Kingdom-

――前回までのあらすじ――

 魔法が当たり前のように存在する世界。その世界に存在する小さな国家『サンシャイン王国』。この王国の各地には優秀な魔法使いを世に排出するため、多数のアカデミーが点在している。
 平凡な日常を送る一人の男子、柊俊介は、幼なじみの松原飛鳥と共に『スペルアカデミー』の中等部に進級した。二人は感知するのが難しいとされる、光の精霊レイを感じ取ることができる。とは言っても、レイの力で魔法を使えるのは飛鳥だけで、俊介は気配を感じるくらいしかできない。
 進級初日、遥香は俊介を連れて図書館に行った。俊介は遥香が本を探している間、漫画や雑誌などを読んで時間を潰していたのだが、気がつくと遥香は姿を消したいたのだ。
 俊介は、彼女を探す途中ゴブリンに襲われてしまい、気がつくと洞窟にいた。そこには遥香もおり、二人で洞窟を散策することにした。
 洞窟を散策していると、ゴブリンの長に襲われる。やられそうになったところにちょうど担任の新城先生が現れ、助けてくれた。しかし先生は、
 「あとはお前たち二人でやれ。」
と言って手を貸さなかった。無理だと思いながらも二人は必死に戦い、ついに長を倒したのだが、それは新城先生の仕組んだものだったと発覚する。先生は、
 「レイを感知できるお前達の特訓を理事長に頼まれたんだよ。」
と言う。俊介は、
『既に光の魔法を使える遥香ならともかく、なんで自分まで?』
と困惑するも、先生はそれ以上は口にしなかった。
その後二人は家に帰り、今日の出来事を振り返ったのだった。

 


次の日、俺はいつも通りアカデミーに登校する。
「いっけね、つい初等部に来てしまった。」
すぐさま踵を返し、隣の校舎へ向かう。
「昨日から俺は中等部だっての。」
俺は苦笑した。
と、そこに聞きなれた足音が聞こえてきた。
「俊介ー置いてかないでよー。」
我が幼なじみの遥香だ。
遥香は朝が弱い。だからこうしていつも遅刻ギリギリになって学校に来る。
「俊介なんで起こしてくれなかったのよー。」
「お前なあ・・・もう中等部なんだから、そろそろ自分で起きろよ。」
俺は、やれやれと溜息をつく。
「それよりも、お前昨日の先生の話覚えてるか?」
「先生の話?ああ、理事長が私たちに注目してるってやつ?」
「ああ。もしその話が本当なら今日もまた何かあると考えた方がいい。昨日の洞窟の件だけで特訓とやらが終わったとも考え難いからな。」
実際、昨日は遥香一人が活躍しただけで俺は何もしてない。それで特訓が終わったって言うんなら、俺は何だったんだって言いたくなる。おそらく今日は、遥香よりも俺に接触してくるんじゃないだろうか。
そんなことを考えているうちに、中等部の校舎にたどり着いた。
「お、ようやく来たか。先生待ちくたびれたぞ。」
我らが担任こと新城先生だ。俺たちを待ち伏せしていたらしい。
「朝から僕らを待ち伏せなんてお疲れ様です。で、今日はどうしました?」
「いやなに、理事長がお前ら二人を呼んでるから待ってたんだ。」
「理事長が?」
やべ、嫌な予感しかしない。
「ああ。昨日も話したと思うが、理事長はお前らがレイを感じ取れることに注目している。だからそれについて話がしたいらしい。」
ああ・・・。まさか本当に予想が当たるとは・・・。
「とりあえず理事著王室に案内するからついて来い。」
ホントは断りたいところだが、そういうわけにもいかないので黙って先生の後を追う。
「理事長室かあ・・・どんなところなんだろう。ね、俊介。」
おい遥香、なんでお前はそんなに嬉しそうなんだ。
「だって理事長室だよ!?普段滅多に入れないからすごく楽しみ!」
いかん。心の声がただ漏れだったらしい。
「俺はそんなにいい部屋じゃないと思うけどな。理事長室だぜ?どうせ堅っ苦しい部屋なんじゃねえの。」
「そうなのかなあ・・・。」
そんなやり取りをしているうちに、目的の部屋に着いたようだ。
「(コンコン)理事長、例の二人を連れて参りました。」
「ああ、入りたまえ。」
「失礼します。」
「し、失礼します。」
「失礼しまーす。」
理事長室入ってまず最初に目にとまったのは、部屋のど真ん中にある・・・壺?
「なんだこの壺(?)。」
「ああ、それは魔力壺だ。いざって時のために、普段から壺に魔力を貯めているのだよ。」
「魔力壺・・・ですか?そんな壺聞いたことないんですけど。」
「魔力壺は、一般には出回っていない。あるのはここ以外では王宮くらいだろうな。」
「王宮くらい・・・?じゃあなんでここにあるんですか?」
「それ以上は機密事項だ柊君。いずれ君にも分かる日が来る。その時まで待ちたまえ。」
「は、はあ・・・。」
なんだかよく分からないが、そういうことらしい。
「理事長、そろそろ例の件を。」
「分かってるさ。」
そう言う理事長を見ると、見た目はまだ若い。三〇歳~四〇歳くらいだろうか。新城先生よりも若く見える。『本当にこの人が理事長なのか?』と疑問に思いたくなるくらいだ。
そんなことを考えていると、理事長が口を開いた。
「柊君に松原君、話は新城から聞いてるだろうが、一応改めて言おう。君たちは感知するのですら難しいとされる、光の精霊レイを感じることができる。特に松原君、君は既にいくつかの光の魔法を使えるそうじゃないか。」
理事長は、俺たちのことをよく調べているらしい。
「昨日の戦い、遠視の魔法を使って見ていた。光の魔法使いでも難関とされるプリズムソードをどうやって取得したんだ?」
それは俺も気になる。上級魔法自体使えるのは凄いことなのに、それが光の魔法ともなれば難易度は格段に上がる。現に新城先生も驚いてたしな。
「私、図書館で魔道書を読むのが好きなんです。それで光の魔法について少し興味がわいたので、光の魔法の魔道書を読みました。そして、その本を片手に家で練習したらいつの間にかできるようになっていたんです。」
おいおいマジかよ。いつの間にかできるようになってたって、そんなのありえるのかよ。
「なるほど・・・。大した素質だな。」
そりゃあそうだろう。てか、理事長まで驚かせるなんて、遥香って何者だよ・・・。
「では次に、柊君。」
「はい。」
「君はレイをどの程度まで感知できるんだ?」
「僕は・・・時々光に包まれたように、体が暖かくなる事があるんです。おそらくレイなんでしょうけど、僕にはその程度しか感知することができません。ですから、もし理事長が僕に期待を抱くんだとしたら、やめておいたほうがいいです。」
あ、つい余計な一言を言ってしまった。
「体が暖まる・・・だと?」
あれ、なんか理事長が食らいついたぞ。どういうことだ?
ふと隣を見ると遥香まで驚いたような目をしている。はて、これは一体。
「・・・柊君にも素質があるとは思っていたが・・・ここまでとはな。」
理事長が急に深刻な顔をした。え?え?どういうこと?
すると、遥香がまるで俺の心を読んだかのように喋り始める。
「あのね俊介、レイを感知する時、普通は視界が明るくなるような感覚なんだよ。私もそう、光の魔法を使うときも一瞬頭の奥で何かが光るの。」
「・・・つまりどういうことだ?」
「だから、俊介はレイの感じ方が特別っていうこと。」
全くわからん・・・。
「そこからは私から話そう。」
と言ったのは新城先生だ。
・・・あ、先生まだ居たんだ。ずっと黙ってたからもういないのかと思ってた。
「柊、お前はレイを感じるとき、『体が温まるような感じ』と言ったな。」
「ええ、言いましたけど。」
「その感覚を持ったのは、この国で過去に一人しかいないんだ。」
一人・・・?誰だ?
「その人はな、この国の創設者、初代サンシャイン国王『レイン・クロウリー』だ。レインの逸話はお前も知っているだろう?」
「ええ、確か、当時まだ魔物だらけだったこの土地に守護結界を張って国を創ったとか。」
「そうだ。そしてお前の光の魔力はレインと似ているということだ。」
「俺の魔力がレインと似ている・・・?」
と、ここで理事長が口を開いた。
「柊君、君は特訓を積めば光の魔道士・・・いや、国王にもなれるかもしれない。」
「こ、国王・・・?たかがレイの感じ方でそんなに変わるものなんですか?」
「ああ。我々は普段精霊の力を借りて魔法を使っている。それは分かるな?」
「はい。精霊に自分の魔力を差し出すことで、一時的に契約して魔法を放つんですよね。ただし精霊は誰にでも力を貸してくれるわけではない。精霊と術者には相性というものがあり、相性が悪いとあまり強力な魔法は使えないとか。」
「そうだ。そして大事なことは、精霊との相性が良いと、術者は『精霊に守ってもらっているような感覚を覚える』ということだ。」
「精霊に守っているような感覚・・・!?」
それって俺がレイを感じてる時の感覚じゃないか!
「気づいたようだね。そう、君は最初に、『光に包まれたように体が暖かくなる』と言った。それはすなわち、君の魔力とレイの相性が最高だということだ。」
俺の魔力とレイの相性が最高・・・。
「柊君、私は君に光の魔法をマスターして欲しいと思う。もし、光の魔法を習得する気があるなら、君を今日から特殊部へ進級してもらう。もちろん一人ではなく、松原君も一緒にね。」
俺は迷った。なにせ俺には光の魔法の才能なんてないと思っていたのだ。それなのにその考えはむしろ逆で、訓練すれば国王にもなれるかもしれないと言われた。
「俊介、一緒に特殊部に行こう?折角レイとの相性が抜群なのに、この提案を蹴ったらもったいないよ。」
「そう・・・だな・・・。春香の言うとおりだ。」
「じゃあ・・・!」
「でもダメだ。」
「どうして!?」
「俺はまだ、基本の四大属性の魔法すら満足に扱えない。そんな状態で光の魔法を特訓しても仕方ないと思うんだ。だからまずは中等部で練習させてくれないか?」
「だ、大丈夫だよ。四大属性の魔法と光の魔法は全然違うものなんだから・・・!」
「遥香、悪いけどここは退けない。だけど、光の魔法を特訓しないわけじゃない。今から一年・・・いや、半年だけ中等部で魔法の基礎から学ばせてくれ。それからでも遅くないだろ?」
「うーん・・・そういうことなら・・・。分かった。」
「柊君、ではとりあえず半年だけ中等部で学んでもらう。松原君はどうする?君だけ特殊部に入ることもできるが。」
そう言って理事長は遥香の方を見る。
「俊介・・・絶対後で特殊部に入るんだよね?」
「ああ。絶対だ。」
俺がそう言うと遥香は、理事長に返答する。
「分かりました。今日から特殊部に入らせて頂きます。」
「そうか、ではそういうように手配しておこう。新城、松原君を特殊部まで案内してやれ。」
「分かりました。松原行くぞ。」
そう言って新城先生は遥香を特殊部の後者へ連れて行った。
「では柊君、君は中等部へ行きなさい。」
「はい。失礼しました。」
一礼して俺は理事長室を後にした。
「ああ言ってしまった以上は、今までみたいに適当に講義を受けるわけには行かないな。待ってろよ遥香、すぐに追いついてやる。」

そうして俺は半年間、特殊部へ入るため魔法を一から学ぶことにした。
To be continued
2013-02-27(Wed)
 

DIVA成長記録

更新お久しです(゚∀゚)←
余裕で更新サボってましたウホホホホホーンwwwwwwwwwwwwwww(^ω^⊂彡☆)) ω )・;'.、 = デミグラスwwwwwwwww

・・・はい、完全な出落ちです。。。

最近DIVAのACを頻繁にやるようになったので、そっちの成長記録でも綴っていこうかなと思います。
これから書くのは昨日のことなんですけど、結果がものすごく悔しかったのと、VPが足らずにリザルトピクチャーが買えなかったので今日書いていきたいと思います。

昨日学校帰りにアミパラ倉敷に寄ってDIVAをやってたわけですが、初恋が割とできるようになってたのでパフェ狙いでプレーわけですよ。
んで結果なんですけど・・・見てくださいこのリザルト

121027_1620_LS_HQ.jpg

・・・。

このSAFE1が憎いです・・・。
しかも最後の1ノーツです・・・。
なんかもうやる気なくなりました・・・。

いつかまた気が向いたらパフェ取っておきます。

ではまた
2012-10-28(Sun)
 

光の王国第3話–The Shining Kingdom-

 遥香が指差した先にいたのは・・・。
 「せ、先生!?」
 俺たちのクラスの担任である、新城(あらき)先生った。
 「お前らやっと見つけたぞ。ったく心配掛けやがって。」
 と言い、先生はこっちへやってきた。
 「あ、先生だー。俊介、私たち助かったみたいだよー。」
 そう言って近づく遥香に俺は咄嗟に叫んだ。
 「待て遥香!迂闊に近づくな!そいつは偽物かもしれない!」
 何故俺がそう叫んだのか。それは確信からではなく、単なる俺の直感からだ。先生が俺たちの目の前に現れた瞬間、俺の第六感が赤信号を点灯させた。
 しかし、その俺の直感は案外当たっていたようだ。
 「ふふ・・・。ふははは。よく見抜いたな少年よ。そう、我はこの洞窟の長、ゴブリーナだ!」
 「「うっわー・・・しょぼい名前・・・。」」
 思わず二人して突っ込んでしまった。
 するとゴブリーナさんとやらはみるみる顔を真っ赤にした。
 「ななな、なんだと!我の名前をしょぼいと言うのか!」
 「いや、だって・・・なあ?」
 「う、うん・・・。」
 っていうかゴブリーナさんはそれでカッコいいと思っていたのか・・・。
 「ふふ・・・ふふふふ・・・。よかろう・・・我を侮辱した罰を受けるがよい!行け、我がしもべたちよ!」
 『ブヒヒン!』
 ゴブリーナが命令すると、その場にいた数十体のゴブリンが一斉に・・・え?なんか数増えてない
「う、うわあああああああああ!!!」
 「きゃああああああああ!!!」
 そして、ゴブリンが俺たちに襲いかか・・・かか・・・?

――ボンッ――

 ・・・え?
 『ブヒ!?』
 何処からともなくファイアボールが飛んできて、ゴブリンをなぎ倒していった。
 
――どういうことだよ・・・。――

 「誰!?」
 一瞬にしてしもべを蹴散らされたゴブリーナは、鬼の形相で振り返った。そして、そこにいたのは、
 「せ、先生・・・。」
 俺たちの担任、新城義郎(本物)だった。っていうか、この先生こんなにすごかったのか。何に関してもやる気なさそうだったのに、やっぱり教師は教師ってことか・・・。
 「おー。柊も松原も大丈夫だったかー?」
 でもやっぱり・・・頼りないなあ・・・。
 「ええ。おかげさまで助かりました。ありがとうございます先生。ところで、どうして先生がここに?」
 と俺が聞くと。
 「んー?いやたまたま散歩してたら、なんか騒ぎが聞こえたんでな。それで来てみたらお前たちが危なかったから助けた。それだけだ。」
 いや、散歩で洞窟ってアンタ・・・。
 どうやらこの人は、人にお礼を言われるのが苦手らしいな。
 「オイ。」
 ん?あ、すっかりコイツのこと忘れてたぜ。
 「何をお前たちだけで話を進めておる!」
 「ああ、すまんな、ゴブリーナ。でもアンタ、しもべがいない状態でどう戦うつもりだ?」
 という俺の問いかけに対してゴブリーナは、
 「ふん、しもべがいなくとも十分戦えるわ。我は長だと言ったであろう?」
 アーナンカソンナコトイッテタナー。
 「柊、松原、こいつはお前ら二人だけで倒してみろ。授業の先取りとして、模擬練習にするから。」
 ・・・は?今なんて言ったこの教師。
 「ホッホッホ、こいつらだけで我を倒そうなんて、我も舐められたものじゃのう。」
 ・・・いや、相手めっちゃ調子に乗ってますけど?っていうか普通に強いんじゃないの?
 って・・・よく考えたらゴブリーナのやつ、俺たちの準備ができるの待ってくれてるし、そんなに悪いやつじゃないんじゃ・・・。いやでも、俺たちをここに監禁したのはやつの仕業か・・・。
 じゃあ、やっぱり倒すしかないな。
 「火の精霊サラマンダーよ、我が前に玉となり焼き尽くせ、『ファイアボール』!」
 「!?うわあああああああああああ!!!」
 不意打ち成功。奴は完全に油断していたから、これくらいでもダメージになると踏んだが、正解だったようだな。
 「く、この小僧やってくれるな。」
 すると、ゴブリーナは詠唱を始めた。
 「水の精霊ウンディーネよ、我が前に柱となりて噴き出せ、『スプレッド』!」
 ゴブリーナの宣言と同時に、地中から水が噴き出してきた!
 「うわ、うわわわ!」
 噴き出した水によって俺は簡単に吹っ飛ばされたしまった。
 「くっ、風の精霊シルフよ、優しい体で我が身を包め、『フライ』!」
 俺は着地時の衝撃を最小限に抑えるため、シルフの力を借りてたゆっくりと地面へ降りた。
 と、お子を見ると遥香がさっきからずっと下を向いてる。こんな時に何やってんだよ!
 「ほう、上級魔法の術式か。術式も粗いし、時間もかかってるが今のこの段階で使えるとはたいした奴だな。」
 何やら先生が賞賛していた。え?遥香の奴そんなことできたのか?上級術式だと?あれは高等部で初めて習うものじゃないのか?今俺たちは中等部に入ったばかりだぜ?
 なんて疑問を並べていると、遥香の術式が完成したようだ。
 「光の精霊レイよ、我が前に輝き、その光で敵を貫け、『プリズムソード』!」
 「な、そ、それは・・・うぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!」
 大ダメージ!
 「まだまだぁ!」

――ズドドドド――

 え、ちょっと待って。プリズムソードって名前の通り「剣」じゃないの?なんで「ズドドドド」って音が出るんだよ!
 「松原のやつ・・・張り切りすぎて目的忘れてるな・・・。」
 確かにやりすぎな気がする・・・。その証拠に相手さっきからピクリとも動いてねーじゃん。
 「ふぅ、気分爽快!」
 「いやまあそれはいいんだけどさ・・・。お前やりすぎ・・・。ほら・・・。」
 俺がすでに屍となったゴブリーナ(だったもの)を指差すと、
 「あはっホントだー。」
 女ってこえぇ・・・。
 と、そこへ先生がやってきた。っていうかずっといたな。
 「柊、松原、よくやった。駄目だったら手助けしようと思ってたんだが・・・まさかホントに倒してしまうとはな・・・。」
 先生はやれやれという感じだった。
 ここで、さっきまで俺が気になってた疑問を先生にぶつけてみた。
 「ところで先生、さっきから気になってたんですけど。」
 「ん?どうした?」
 「あのゴブリーナとか言うやつ、先生が仕組んだものだったりしませんか?」
 「ゲホッゲホッ。」
 あ、やっぱり先生が仕組んでいやがったのか・・・くっそう。
 「え?俊介、それそういうこと?」
 遥香は気づいてなかったみたいだな。ってまあ遥香だしな。
 「要するにだ、俺たちが洞窟に監禁されてたのも、タイミングよく先生が現れたのも、ゴブリーナと戦うときに俺たちに任せたのも、全部先生が仕組んでたんだよ。」
 「ゴホッゴホッ!ゲフンゲフン!」
 「え?そうなんですか先生?」
 先生は必死に隠そうとしてるけど、もうバレバレだよ・・・。
 「ナ、ナンノコトカナー。」
 「怪しすぎるだろう!」
 いかん。思わず突っ込んじまった。
 「先生、いい加減暴露しましょうよ。何故俺たちに内緒でこんなことをしたのか。」
 「柊、いつ俺が仕組んだものだと気が付いた?」
 「俺たちがゴブリーナに襲われかけたとき、先生が現れるタイミングが良すぎて、少し怪しかったですね。その後、俺たち二人に戦闘を任せたのが決定打でした。普通中等部に入ってすぐの生徒が、魔物に襲われてるのにたたかわせはしないでしょう?」
 「なるほど・・・よく見てるな。」
 「むしろ気づいて当たり前かと。」
 「え?え?何の話?」
 一人分かってないやつがいるが。
 「それで先生、なんでこんなことしたんですか?」
 「ここまできたら話すしかないか・・・。実はな、理事長から言われたんだよ。『今年から中等部に上がる柊俊介と松原遥香の能力を見てほしい』ってな。」
 なん・・・だと・・・?理事長が?でもなんで俺たち?
 すると先生はまるで俺の心を読んだかのようにその疑問に答えた。
 「それはだな、お前たち二人が光の精霊『レイ』を感じ取れるからだよ。」
 俺たちが、レイを感じ取れるから・・・?遥香はともかく、俺なんて漠然と感じられるだけで、はっきりと分かるわけでもないのに?
 「柊、レイはな感じ取れないのが普通なんだ。お前は確かにほんの少ししか感じ取れないかもしれない。しかし、それでも一般人と比べれば大きな違いだ。お前には光の魔導士になる素質がある。それだけは忘れるな。」
 「でもそれなら、遥香の方が俺よりすごいじゃないですか。」
 「ああ、確かにそうだ。だから理事長はお前たち二人に興味を持ったんだろうさ。すでにレイを使いこなせる松原と、これから使いこなす見込みがある柊をな。



 その日の夜、俺は自分のベッドの上で昼間先生に言われたことを考えていた。
 『お前にはレイを使いこなす素質がある。』
 そんなの、あるわけねーじゃん。だって一番簡単なはずの『シャイン』ですらできないんだぜ?それなのに光の魔導士なんて・・・。
 俺はいつからかレイの気配を感じ取ることができるようになった。何故かは分からない。
 と、考え事をしてると携帯が鳴った。

――ピリリッピリリッ――

 この時間はどうせ遥香だろう?
 液晶を見るとやはり遥香だった。

――ピッ――

 「なんだ?」
 「あ、俊介。昼間の事なんだけど。」
 「ああ、俺もちょうどそれを考えてた。」
「私たち、ホントに光の魔導士になれるのかなあ。」
 「お前なら大丈夫だろ。俺は無理だがな。
 「えー!なんでそんなこと言うのー?」
 「俺はレイが感じれるだけであって、扱えるわけではないからな。」
 「特訓あるのみだよ!」
 「光の魔法なんて、覚える気ないけどな。」
 別に今の四属性の魔法だけでも不便はしていない。だったらこのままでいいじゃないか。
 「遥香、俺もう眠いから寝るわ。」
 「あ、うん、分かった。おやすみ俊介。」
 
――ピッ――

 電話を切った俺はそのままベッドに倒れこみ、深い微睡の中へ落ちて行った・・・。

To be continued
2012-08-17(Fri)
 

光の王国第2話―The Shining Kingdom―

突如姿を消した遥香を追って、俺は図書館を飛び出した。
 「遥香!どこだ!?いるなら返事をしてくれ!」
 そう叫んだところで遥香が出てこないことは、分かっていた。しかし認めたくなかったんだ、この現実を、遥香が事件に巻き込まれたのだという悲しい現実を・・・。
 「くそ・・・っ。図書館内だからって、安心してたぜ・・・。ここ最近行方不明者が続出しているって言うのにな。」
 一見平和に見えるこの国では、最近になって行方不明者が続出しており、原因は不明。人攫いなのか、それとも魔物のせいなのか、はたまた洗脳魔法にかけられているのか・・・。いずれにせよ遥香が事件に巻き込まれたことには違いはなかった。

 『ブヒー!ブヒヒヒ!』

 「ちっ・・・こんな時に魔物に出会うなんて、ついてないぜ。」
 いっぴきのゴブリンが俊介の前に立ちふさがる。
 「悪いけど、今はお前の相手をしている暇はないんだ!ファイアボール!」

――ボッ!――

 『ブヒ!?ブヒヒヒン!』

 ゴブリンは悲鳴を上げ、草むらへ逃げて行った。
 「ゴブリンは確か集団で行動するはず・・・。ってことはここにいたら仲間が来てしまうな。さっさと立ち去ろう。」
 そう言って俊介は、回れ右をしその場を離れようと・・・

 『『『ブヒー!』』』

 「やっべ・・・もう来やがったのかよ・・・っ!」
 した俊介を逃がすまいと、五匹ほどのゴブリンの群れが道をふさいだ。
 俊介は四方を囲まれ、どうしようもない状態になってしまった。
 「やばいな・・・このままじゃ殺られる・・・。」
 この場をどう切り抜けれるか考えようとした俊介の思考を遮って、ゴブリンが攻撃を仕掛けてきた。
 「く・・・っそ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!」
 次の瞬間、俊介は青空を見上げていた。つまりゴブリンに投げ飛ばされ仰向けに倒れているのだ。しかし、それくらいでゴブリンの怒りは収まることはなく、さらに追い打ちをかけるように手に持っていた棍棒を俊介に振り下ろした。




 ・・・・・・・・・。
 ・・・・・・。
 ・・・。
 「ん・・・?ここは・・・どこだ・・・?」
 「あ、気が付いた。」
 俊介が目を開けると、空から女性の声が聞こえた・・・。いや・・・俊介はこの声を知っている・・・。遥香だ。さっきまで探し続けていた遥香の声が聞こえてくる・・・って。
 「遥香ぁぁぁぁぁ!?」
 俊介は大声を上げて飛び起きた。
 「なんでお前がいるんだよ!ってかここはどこだよ!」
 「ここはゴブリン達の住処みたい。私たちは捕まってここに収容されてるみたいだよ。」
 そう平然と答ええる遥香に、俊介は、
 「なんでそう落ち着いてるんだよ!・・・ったく。で?これからどうするんだ?外へ脱出するのか?」
 俊介は早くこの魔物の匂いが漂う部屋から抜け出したかった。
 「見た感じここは地下室みたいだから、どこかに上につながる階段があるんじゃないかな。」
 「とりあえず散策しようぜ。」
 



 二人は洞窟の中を慎重に進み、内部を探っていた。
 「(キョロキョロ)・・・よし今なら行けそうだ。」

 ――タタタッ――

 ――サッ――

 ――キョロキョロ――

 「なんだかドキドキするねー。」
 「そんな呑気なこと言ってる場合じゃないだろ。」
 などと言いながら二人はで口を探しるが、一向に手掛かりは見つからない。
 どうしたものか、と悩んでいると、
 「あ、俊介!あれ!」
 そう言った遥香が指を差した方向を見ると・・・なんとそこには!
To be continued
2012-07-26(Thu)
 
アクセスカウンター
現在の観覧者
現在の閲覧者数:
プロフィール

kazu

Author:kazu
名前:カズ
年齢:18歳
性別:男
 岡山の音ゲーマーです。今は弐寺とBMSのモチベが高い。基本何でもやります。 
 フォロー、マイピク、コンタクト、いずれも大歓迎ですよ!
Twittre:http://twitter.com/kazu921
skypeID:ka5632
pixiv:kazu ID:1220273

Twitter on FC2
アクセスランキング
①「このランキングに参加する」をクリックして、自分のHPのURLを送信。
②HPでこのブログをリンクする。
③HPからここにアクセスするとカウントが増えます。


どんどんランキングに参加して、どんどんリンクしてください!
アクセス解析
FX業者
初音ミク -Project DIVA- ミクうた、おかわり
SEGA feat. HATSUNE MIKU ちゃんねる
はるかかなた
SORAHANE-ソラハネ- 第3作「はるかかなた」情報公開中!
SORAHANE-ソラハネ- 第3作「はるかかなた」情報公開中!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。